金融Topix 2024.04.11

11日の東京外国為替市場では、アメリカの利下げ観測が後退したことから円相場が下落し、一時1ドル=153円台になり、神田財務官と鈴木財務大臣は市場の急激な動きを懸念し、適切な対応を取る姿勢を示しました。

またアメリカの消費者物価指数の上昇により、FRBの利下げ観測が後退し、円売りが強まり、市場は日米金利差を意識しながらも、政府・日銀の介入に対する警戒感が根強く、政府・日銀は市場の変動に対して慎重な対応を示しています。

物価上昇の中での円安を懸念される中、神田財務官は、「現在の動きは急であり、あらゆる手段を排除せず適切な対応を」、鈴木財務大臣も「適切な対応を」と述べ、市場介入に対する警戒感が高まり、円相場はやや円高方向に動き、1ドル=152円台後半で取引されました。

未来の為替を予測することは非常に困難ですので、我々日本人は円資産だけでなく、ドル資産も保有することで資産を守る行動が必要ですね

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